実は教えてくれない総合商社勤めが伝えたい就活において本当に大事なこと

アラサー商社勤めが当時の就活を振り返り、何が就活において本当に大事であったかを独自の視点から考察。就活生の参考になれば幸い。小手先のテクニックよりもより本質的な点にフォーカスした内容。

面接は大切な自己表現の場 (面接編)

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今回は面接について書きたいと思います。面接は就活において避けては通れません。逆にいうと面接に強くなることが、自分の思い通りの就活をするための重要な要素になってきます。下記が記事になります。

 

 

伝わらなければ意味がない

今までは、自己分析や志望動機について考えるというテーマで記事を書いてきました。これらはどちらかというと自分自身についてのアウトプットでした。言い換えるなら自分がどう考えるか・考えているかを認識していく作業でした。一方で次は自分の考えを実際に自分の言葉で伝えていく作業です。それが面接という場になります。

幾ら自分のことがわかって、しっかりした志望動機が確立されていても相手に伝わらなければ何の意味もありません。伝わらなければただの井の中の蛙状態です。

相手にしっかり伝わらず、面接に落ちると陥りがちなのは、あの面接官は何もわかっていない。なんでわからないんだろうと相手のせいにしてしまうことです。こういった考えは改めた方が自分のためにいいです。とにかく何がダメだったか自分の方に非があるという前提で考えるべきです。

 

面接の場を沢山つくる

上記のように一度しっかりと自己分析・志望動機が固まったら、とにかく面接の場を作ってください。当時自分が実施したのは、ベンチャー等片っ端から面接をしている企業に受けにいくことです。志望業界ではなくてもとにかく本選考が始まる前に受けられる企業は受けにに行っていました。

上記の理由は、全く自分のことを知らない他人に自分の話をできる機会だからです。特に学生時代頑張ったことや、自分自身についてを話をしてみることで、1人で考えていたことをいざ言葉に出してみると意外と上手く伝わらないものだということが良くわかります。相手の顔が曇ったり、はてなマークが頭の上に浮かんでいることが最初の頃は頻発しました。その都度言い方を変えてみたり、伝える順序や論理構成を変えることで伝わりやすくなるかを試していました。そういった作業を繰り返し、繰り返し実施することでどんどん自分の伝え方がブラッシュアップされていきましたし、自分の言葉に自信が持てるようになりました。

 

心の余裕がいいサイクルを生み出す

面接を重ねていくと、毎回話すことが大きく変わらないこともあり、心に余裕が生まれてきます。そういった状態になってくると面接をされているというよりかは知らない人とコミュニケーションを普通に取っているという感覚になっていきます。そうなってくるともうこちらのものです。

当方も慣れてきた頃には、面接官がどういう人なのかを最初の方の会話の中で読み取り、面接官に話す時間をあげた方がいいのか。あまり自分から話すのが好きではなさそうな人に対しては自分の方から多く話をしたりと面接官によって対応を変えるようにしていました。場慣れして、この状態になると緊張することも減りますし、状況に応じた対応が出来るようになっていきます。

 

如何でしたでしょうか。最初は誰でも緊張して上手く言葉が出てこないものです。当方も一番最初の 面接では脇の下が汗でびっしょりでした、、。ただ、繰り返し繰り返し面接し、その都度その都度良くない点を修正していくことでより良い自分なりの伝え方が確立されていきます。もし面白いと思えば、是非取り入れてみてください。