実は教えてくれない総合商社勤めが伝えたい就活において本当に大事なこと

アラサー商社勤めが当時の就活を振り返り、何が就活において本当に大事であったかを独自の視点から考察。就活生の参考になれば幸い。小手先のテクニックよりもより本質的な点にフォーカスした内容。

「学生時代頑張ったこと」はまず想い・考えを伝え、そして繋がりを意識する (自己分析編)

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こんにちわ。次に就活の定番の質問である「学生時代頑張ったこと」について書きたいと思います。下記が目次になります。

 

目次

 

 

 

まずは想い・考えを伝える

 学生時代頑張ったことと聞かれて、「○○です」と回答した後にすぐ話をした方がいい/すべきなのは自分自身の想い・考えを伝えることです。

そもそもなんで○○を学生時代頑張ろうと思ったのかを掘り下げて説明することです。そこにこそ自分自身ならではの想い・考え・個性が詰まっているからです。

同じように、バイトやサークルを頑張ったという人は大勢います。でもその頑張ろうと思った動機は人それぞれだと思います。じゃあなぜバイトで求められてもいない集客を増やすことにトライしようと思ったのか。(よくありがちなので例として挙げてみました。)なぜサークルでリーダーになってみんなを纏めようと思ったのか。(これも就活でありがちな学生時代頑張ったことではないかと思います。)

その想いや考えを話すことが出来ないと薄っぺらい内容になってしまいます。逆にその想いや考えを自分自身の具体的な出来事と一緒に説明出来るとより深く相手の理解を得られるかと思います。

以前の記事でも話した通り、皆あらゆることを決断して今まで生きてきております。大げさかもしれないですけど、小さいところで言うと本日食べる昼食から自分の大学の志望校まで。無意識のうちに選択していることも多いと思いますが、就活で大事なのは今まで無意識に選択していたことも含めて一度棚卸をし、なんでそのような選択をしてきたのかを考える作業であると思います。掘り下げる作業の過程の中で自分自身の価値観が見えてくるのではと思います。本当に時間の掛かる大変な作業ですが、どうかこの点は手を抜かず真摯に向き合って欲しいと思います。

 

繋がりを意識するとは?

 自分自身が意識していたこととして、例えば全く2つの違う「学生時代頑張ったこと」でも繋がりを持たせることです。考えてみれば同じ人間が頑張ったことなので繋がりがあって当然なのですが、その繋がりをしっかり強調してあげることが重要だと思います。下記に参考に当方の学生時代頑張ったことを具体例に出します。

当方が自己分析の中で導いたのは、「組織の中で自分が考えたように進まないと力を発揮できない人間。」これだけ聞くとかなりネガティブです。ただ逆にいうと同じ方向に向くと勝手にドンドン自分でやろうという意欲が湧いてきます。

そういった自分の人間性が如実に表れたのがサークル活動での失敗。ここでいう失敗とは、自分として思うように組織を導けず、勝手に自分自身がやる気がなくなり活動にコミットできなくなったこと。

 その後、3ヶ月間海外でのボランティアを経験して、「たまたま」ですが組織を動かすことの方法・キッカケを見つけ、ゼミでの活動において少しは自分自身の良くない点を改め、組織を自分の考える良き方向に導くことが出来たという内容です。

纏めると、、

 

サークル(失敗の経験)→海外活動(キッカケの経験)→ゼミ(小さい改善・成功体験)

 

そして、将来は会社・組織において引き続き改善を重ね貢献をしたいといった具合に話を繋げました。別々の学生時代頑張ったことが1つの繋がりとなっているのがわかってもらえるかと思います。またこうとも言えます。

 

過去(失敗・キッカケを得た経験)→現在(小さな成功体験)→未来(更なる改善による成功体験の積み上げ)

 

聞いている方も1つ1つが分断されているのではなく、繋がりが見えるとよりその人がどのように考え、決断して生きてきたのかが見えるかと思います。

 

まとめ

 如何でしたでしょうか。しつこくてすみませんが、「なんで?」○○を頑張ったのかのなんでの部分というのが一番面接官にとって興味を引くところですし、その人の思考方法が如実に見える部分になります。この点をしっかりと相手に伝えるのが1つ大事な点であると当時自分なりに考え、感じておりました。

また、2点目の繋がりを持たせることについても意識するとより良いと思います。面接官に別のトピックから自分を知ってもらう良い方法です。かつ繋がりが見えるとより自分に対する理解が深まります。

面白い!と思ったら是非取り入れてみてください。