実は教えてくれない総合商社勤めが伝えたい就活において本当に大事なこと

アラサー商社勤めが当時の就活を振り返り、何が就活において本当に大事であったかを独自の視点から考察。就活生の参考になれば幸い。小手先のテクニックよりもより本質的な点にフォーカスした内容。

インターンシップに参加すべきたった3つの理由

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今回はインターンシップについての記事を書かせて頂きます。当方も当時金融とコンサルのインターンシップに参加させて頂きました。まだまだ働くとは何かわからない中で、実際の実務に触れることでなんとなくのイメージを作ることが出来、そのこと自身が就活でも大きなアドバンテージとなりました。

インターンは時間が許せば参加すべきだと思う3つの理由を経験談も交えながら書かせて頂きます。以下が目次です。

 

目次

 

 

 

選考の一部となっている

自分が採用側であった場合を考えてみてください。多くの社員の時間を割き、かつ自社の会社の業務を学生にわざわざ体験させてあげるわけです。そんなことをただ無償でややるのかということです。もし自分が採用側であれば、学生に仕事に対する理解を深めてもらうと同時に優秀な社員はある程度目星をつけておき、エントリーが始まった際に面接を受けてもらうよう誘導したり、入社してもらえるように説得するのではないでしょうか。

これは至極当たり前のことだと思いまし、全うな判断だと思います。。というのも1週間程度(あるいはもっと長いインターンもあるかと思います。)働いている姿を見ていれば、どういう人間なのか。問題が発生した際にどういうふうに対処するのか等が如実に表れます。単に面接するよりもその人の人間性をインターンを通して垣間見ることができます。

その中で、いいと思った学生に目をつけない訳がありません。目をつけて当然です。実際にインターン参加者には別の説明会が開催されたり、一次面接がスキップになったという話は後輩からも良く聞きます。

 

 「働く」ことに対する理解の醸成

業務内容を実際に体感するというのは勿論のこと、ちゃんと始業時間までに会社のオフィスについて業務を開始するという当たり前のことをしっかりと対応していくことの大変さを実感することが出来ると思います。もう目の前にそういった生活が迫っていることをリアルに体感出来るのもインターンの良い点かと思います。大学の授業みたく、今日は疲れたから休んじゃおうというのは基本ありえません。プロですから。

大学は学生が(またはその親が)学費を払って授業を受けているのに対し、働くというのはその対価としてお金・給料を貰うという行為です。この点が決定的に違うことを認識するよい機会になります。(インターンシップで実際に給料が発生するかは別ですが)

インターンも今では色々ありますが、より実際の実務・業務までタッチさせてもらう所には積極的に参加すべきだと思います。

 

今までと違う人脈の構築

 インターンに参加する最後のメリットは今まで付き合ってきた枠組みとは違う学生と知り合うことが出来る点です。当方の学生生活は、ゼミ、サークル、バイトというどこにでもある学生コミュニティーにしか所属してきませんでした。どれも自分にとっては居心地のいいものでしたが、ある意味みんな似たり寄ったりというか。多分属性が似ていたのかなと。似ている部分があるから居心地も良くなるのだと思います。

ただインターンでは、全く自分が関わったことのなかったタイプの人と数多く出会うことが出来、新鮮な気持ちを抱きました。インターン後も時々みんなで集まって、飲みながら就活の情報を共有しあったりしている中で感じたのは、今までのコミュニティーとは違う仲間と付き合うことによって全く違う質の情報が入ってくることです。もちろん情報の真偽は毎回自分で考えて判断しつつ、良いものは取り入れ、違うと思うものは聞き流すという対処をする必要がありますが、それ自体は極めていい事だと感じました。

 

如何でしたでしょうか。 そこまで強い興味がなくてもとりあえずやってみる精神で飛び込んでみるといいと案外面白い発見があったりします。さあ是非応募してみましょう!