この会社でなければいけない必然性を示す (志望動機編)
前回の記事は少し脱線しましが、本記事ではどうすれば志望動機に納得感が出せるかを書きたいと思います。以下が記事になります。
なんで御社でなければいけないのか
世の中に会社は驚くほど沢山あります。その中でなんで「ウチなの?」という点は採用する側も気になっているはずです。この点がクリアに説明出来れば、グッと好感度が上がります。逆に「それウチである必要ある?」というツッコミが入ってしまう余地を残すと途端に印象が悪くなります。
この中で重要なのはどういった思考のプロセスを経て他ではない「御社」に至ったかの道筋を示してみせることです。
当方が実践したのは、色々な体験談・経験談を交えて対象企業を絞っていき、最終的には「御社になります」というストーリーの構築です。具体的には以下のようなイメージです。
無数の企業 (何も絞っていない段階。この点は話す必要なし。)
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自分自身の大事なポイント・軸の提示 (複数業界に絞る)
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更に経験談を交えて話す (1つの業界に絞る)
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「御社」に行きつく。
イメージでいうと、ピラミッド?のようなイメージでしょうか。最初の段階では無数に企業があり、自分自身の体験や軸を入れることによってドンドンと絞られていき、最終的には「御社」になりますというような形です。
一般化して書いていてもわかりにくい部分があると思うので、自分自身の具体例を交えて記載したいと思います。
無数の企業 (何も絞っていない段階。)
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海外市場に日系企業として乗り出して戦っている企業
国内のみという企業はこの時点で自分自身の考慮集合から外れる。
上記のポイントもなんでそう思うようになったかを過去の自分の経験を交えて話す。
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とはいえ多くの企業が海外に進出している。その中でどういった関わり方が自分には最適かを提示する。
その関わり方が、商社なのか、メーカーなのか、金融なのか等。この部分は以前の記事の「業界夫々の特徴を1行で端的に示す」のように示しつつ、自分の体験を添えてなんでその関わり方が自分は好むのかを説明する。
※なおこの関わり方の部分を受ける業界によって入れ替えて調整しておりました。ここの部分はまた別の機会に執筆したいと思います。世界に出ている企業というのが自分の中のベースとしてあるので、この部分の話はどこの企業を受ける際も同じように話をしておりました。
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志望業界の中で「御社」である理由は、結局「人」です。
色々考えましたが、特に金融や商社というのはやっていることがほぼ同じなので差別化が難しいです。
そういった中で考えたのが、具体的な従業員の人の名前まで出してどういった話をしてもらっただとか、どういった点に好感を持てたのかを伝えました。そしてこういった方々と一緒に働きたいとすることで最終的に他ではない「御社」に落とし込むようにしました。
上記はあくまでも一例です。
重要なのは無数の企業の中から、どういった思考のプロセスを経て他ではない「御社」に至ったかの道筋を示してみせることです。これこそが「あーだからウチに受けにきたのね」と納得感を持ってもらう大事な方法だと考えます。
最後に。今後も色々と記事を投稿していきますが、こういった切り口で記事を書いて欲しい等あれば何でも言ってください。
引き続き宜しくお願い致します。